次期ウェーディングシューズを考える
2019年 06月 29日
私は決して道具を大切に使おうなんて考えていません。
道具は道具。そこに重要なのは丈夫であり、その道具本来の役割を確実に全うすること。
ウェーディングシューズにおいてなら丈夫で、グリップすること。
別に軽さなんて求めません。丈夫であればよいのです。
その中で考えることがとても多く、まず自分がよくする釣りのスタイル。
これは源流域の釣行が多いこと、初めての川を行きたがる、つまり変に崖を下ったり登ったりする
長距離歩くなどが考えられます。
ソールはラジアル以外認めません。山歩きをする時点でフェルトの選択肢は無くなっていますし、
フェルトは確実なグリップを得られるかもしれませんが、耐久力が低いのとすぐ目詰まりする。
目詰まりすればフェルト本来のグリップ力は発揮されません。
さらに崖下りにはフェルト(またそれに類似するもの)は下っている時にグリップが効かない。
ある程度、ソールに突起がないと踏ん張りが効かないのです。
このような理由からラジアルソール一択に絞られたわけですが、今のラジアルにはまた特殊なものがあります。
それがこれ
アルミニウムの板を張り付け、水中でのグリップ力を確保するというなんというアイディア。
ですがこの技術、パタゴニアの十八番らしく実績は十二分とのこと。
そしてリンク先のこのシューズ。これが私が最も欲しいウェーディングシューズになります。
フット・トラクター・ウェーディング・ブーツ⁻アルミニウム・バー(ダナー社製)。
パタゴニア社とミリタリーオタクのみならず、アウトドア全般好きな方にも有名なダナー社。
私はダナーと聞いて、丈夫でハイグリップな米軍正式採用のコンバットブーツを思い浮かべますが、
そのダナーとパタゴニアのコラボウェーディングブーツ。
パタゴニア史上最も丈夫であると公言しているため、耐久力に全振りしたんでしょう。(いいぞもっとやれ)
パタゴニアの技術であるアルミニウムバーテクノロジーは更なる歩きやすさ、
更なるグリップ力を求めた新形状になり水中での安定性を確保しました。
重量は2.4kgと重め。ですが重ければ水中でも流されにくくなるでしょう。
よくよく考えたらその理論でフライベストもできているんですけどね。
(少なくともリー・ウルフ氏はそう考えていたようです。)
さてここまで来ていいところしか無いのです。値段以外。
75000円ですよ。ブランド自体信用に値するブランドたちなのでこれぐらいの値段は覚悟してました。
しかしマジで高い。
じゃあ、代案として考えたのがパスデザインのラジアルシューズZWS‐615。
こちらは2万円ちょっととよさげ、しかし軽さを求めたと書いてあるので、耐久力はあんまりなのでしょう。
ラジアルソールは特殊で水に濡れるとグリップが増すとこのと。
また、これも代案でリトルプレゼンツのミッドストリーム WDシューズⅡラバーソールも候補です。
こちらは14000円程度なので恐らく今のシューズのソール交換とその他修理でそれくらいになりそうなので
もしかすると修理せずこっちにするかもです。
やはりいいものを買うべきか、どうするか。
またこの先、いつまでフライができるかわかりません。
数回使ってそのまま数十年放置は困る。
一生物とは一生使い続ける環境にいなければただの物です。
妥協も必要なのかもしれません。
てなわけで考えます。
では
by fisherman0645
| 2019-06-29 15:40
| 雑談
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